2013年1月19日土曜日

宿木:周りに振り回される薫と匂宮

薫と匂宮は、光源氏とは違い、自分で周りの状況を動かすことが出来ない。

それは、二人の性格のせいもあるが、光源氏は、天皇の子供である、という立場の違いでもある。

今上天皇は、藤壷との間に生まれた女二宮を、薫に嫁がせようと画策する。これは、かつて、朱雀院が、女三宮を光源氏に嫁がせたのと同じパターンだ。

一方で、夕霧は、娘の六君を、薫に嫁がせようと思っていたが、今上天皇の動きを見て、六君を匂宮に嫁がせる。

薫と匂宮は、周りの人々の思惑によって、その人生を過ごしていかなければならない。

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