冷泉帝から、宇治の地で、ひたすら仏道に明け暮れる八の宮の話を聞いて、薫は興味を引きつけられる。
薫は、その出生のせいからか、母の女三宮が、出家の生活を送っているからか、やはり、仏道に一方ならぬ興味を持っていた。
そして、八の宮という人物に会いたくなり、その出会いが縁となり、自らの出生の秘密を知ることとなる。
そして、本当の父、柏木の書いた文章や歌に、接することになる。
(柏木)目の前にこの世をそむく君よりも よそに別るる魂ぞ悲しき
(柏木)命あらばそれとも見まし人知れぬ 岩根にとめし松の生ひ末
八の宮は、光源氏とは、母違いの兄弟に当たる。八の宮は、薫にとって、父のような存在として描かれている。
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