2012年11月23日金曜日

竹河:蔵人少将の大君への思い

夕霧の息子、蔵人少将は、玉鬘の娘、大君を一目見た時から、その美しさに文字通り、一目惚れ。

しかし、玉鬘は、蔵人少将は大君の相手として相応しくないとして、結局、冷泉帝の元に嫁がせてしまうのだが、この蔵人少将の大君に寄せる思いは、少し強すぎる。

(蔵人少将)生ける世の死には心にまかせなば 聞かでや止まぬ君が一言

若いといってしまえばそれまでだが、ここまで激しい思いを表す登場人物は珍しい。

同じく、大君に思いを寄せていた薫の冷静さとの対比がまた面白い。

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