光源氏が中心だった、この物語の前半部分は、光源氏の愛する女性も多彩で、その活動範囲も、須磨に行ったり、住吉に行ったりと、いろいろな場所が舞台になっていた。
後半の宇治十帖では、登場人物は男性は薫と匂宮、女性は大君、中君、そして浮舟、この5人に絞られている。
場所も、宇治と都を行ったり来たりし、宇治に帰ると、ストーリーが展開するというパターンの繰り返し。
現代的な視点で見れば、後半の方が、小説の構成としては、優れているように思える。
(弁尼)やどり木は色かはりぬる秋なれど 昔おぼえて澄める月かな
(薫)里の名も昔ながらに見し人の 面がわりせる閨の月影
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