光源氏は、この帖で40歳になった。
本人は、派手な祝いを控えようとするが、周りは放っておかず、六条院で盛大なお誕生日界が開かれる。
現在では、40歳といえばまだまだ若いイメージだが、当時は、すでに”年寄り”ということだったのだろうか、長寿を祝う、最勝王経、金剛般若経、寿命経などのお経が読まれたりする。
本人の光源氏は、気持ちではまだ若い、と思っている。かつての恋人、朧月夜と、昔をなつかしむ歌などを詠んだりしている。
(光源氏)沈みしも忘れぬ物を懲りずまに身も投げつべき宿の藤波
(朧月夜)身を投げんふちもまことの淵ならでかけじや更にこりずまの浪
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