前の真木柱の帖をもって、長い玉鬘を巡る物語が終わった。
この帖と次の帖では、光源氏と明石の君の子、明石の姫君が、東宮への入内に関わる様々なエピソードが紹介される。
玉鬘は、もとは自分の娘ではなく、養女であったために、その美しさに、葛藤を見せた光源氏だが、明石の姫君の場合は、自分の本当の娘、しかも、年がわずか11才ということもあり、この帖では、父親としての光源氏だけが、表現されている。
また、帖の後半では、息子の夕霧が、なかなか結婚相手が決まらないことに関して、しかるべき時期に結婚しないと、まわりがよからぬことを噂するぞ、として、早く相手を決めるように、諭している。
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