この物語が、ある意味でマンネリ化していく中で、末摘花は、ますますコミカルな存在として、笑いの対象になっていく。
玉鬘の裳着の式(女子の成人式)に合わせて、六条院の人々を始め、いろいろな人から贈り物や歌が玉鬘、光源氏に贈られる。
その中で、末摘花は、相変わらず、”唐衣”という言葉を使った歌を贈る。
(末摘花)わが身こそ恨みられけれ唐衣 君が袂になれずと思えば
光源氏は、末摘花の歌がまったく的外れなのをおかしがり、玉鬘と笑いあいながら、皮肉たっぷりに次の歌を詠んだりする。
(光源氏)唐衣又からころもからころも かへすがへすぞからごろもなる
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