光源氏のもとに引き取られ、何不自由のない暮らしを送っているかに見える玉鬘。しかし、その心は、さまざまな想いで、悩み多い日々を送っていた。
玉鬘の本当の父親は、内大臣かつての頭の中将だが、内大臣はその事実を知らない。玉鬘は、一度、本当に父親に会ってみたいと思っているが、光源氏には、そんなことはとても言い出せない。
しかも、その内大臣の母親違いの息子である柏木からは、熱烈な恋文が届いている。
光源氏は、いい保護者だが、玉鬘に母親の夕顔の面影を見ているので、自分に言い寄ってくる。
そんな状況に陥ったら、誰でも憂鬱な気分に沈んでしまうだろう。玉鬘は、まだ22才なのだから。
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