2012年6月9日土曜日

胡蝶:華やかな王朝の遊び

胡蝶の帖の冒頭、光源氏の六条院では、華やかな王朝の暮らしを象徴するようなシーンが展開される。

春の御殿と秋の御殿にまたがっている池に、船を浮かべ、その上で、雅楽を演奏させ、女御たちも、船にのって、優雅に和歌などを詠んだりする。

夜になっても、宴は続き、人々は、自ら楽器を演奏して楽しむ。

その様子を作者は、”物の絵ようにも書きとらまほしき”と記している。絵に描いたような、と今日でも使われる表現は、この時代からも使われていた。

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