源氏物語ノート
源氏物語を読んで、感じたことごとを、ここに記します。
2012年10月18日木曜日
幻:和歌の教科書
この帖は、正月から大晦日までを描いている。そして、同時に、季節に応じた、多くの歌が、紫の上を失った悲しみとともに、光源氏を中心に、歌われる。
短い帖ながら、この帖自体が、和歌の歳時記のような存在になっている。
この帖は、次の歌で始まり、
(光源氏)わが宿は花もてはやす人もなし 何にか春のたずね来つらん
次の歌で終わる。
(光源氏)物思うふと過ぐる月日もしらぬまに 年もわが世も今日やつきぬる
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