桐壺帝から破格の愛情を受けた桐壺更衣は、周囲の女御たちから激しい嫉妬に合う。
そのせいもあってか、桐壺更衣は病いになり、やがて幼い光源氏を残し、儚くこの世を去っていく。
桐壺更衣は、周囲の女御たちからの激しいいじめに遭い、大変なストレスを感じていた。それが、やがて若い死をもたらすことになった。
この時代の日本人は、人の思いが、実際の世の中の事象に影響すると考えていた。死んだ人の怨念が、生きている人に災難をもたらす、といった風に。
これは、決して荒唐無稽な話でもない。人の思いは、何らかの表情や態度といった形で表面に現れる。それは、思いの対象である相手に、何らかの心理的な影響を与える。
心の細いひとほど、そうした感情に押しつぶされてしまっただろう。桐壺更衣も、その一人なのかもしれない。
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