光源氏が、伊勢に向かう六条御息所と逢瀬を重ねていることと前後し、桐壺帝が突然の病いでこの世を去ってしまう。
光源氏は、伊勢神宮に斎院として向かう人がお祓いのために暮らす野宮を訪ね六条御息所に合う。しかも、その六条御息所は光源氏の正室、葵の上を呪い殺した張本人なのだ。
桐壺帝の死は、そうした光源氏の振る舞いの結果、もたらしたものなのだろうか。
しかし、当時は現在のような道徳概念はなかったのかもしれない。光源氏は、独立した個人というよりも、その時その時の状況に応じて、自分に与えられた役回りを、ただただ演じているだけなのかもしれない。
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