2012年3月17日土曜日

花宴:劇的に登場する朧月夜

源氏物語の中で、もっとも劇的に登場するのは、この朧月夜だろう。

皆が寝静まった宮廷の中で、”この美しい朧月夜に比するべきものなどなにもない・・・”と語りながら登場し、光源氏はすぐに心を奪われてしまう。

朧月夜は、光源氏のライバルにあたる右大臣の娘。右大臣が東宮のもとに輿入れさせることがすでに決まっている。実に微妙な立場にある女性。

空蝉と並んで、実に短い帖だが、朧月夜を印象付けるためにあるようだ。

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