2012年3月12日月曜日

末摘花:後ろ盾を失った女性の現実

末摘花は、常陸親王という王族の娘だが、父を病いで失い、その後ろ盾を失い、貴族としては貧しい暮らしをしていた。光源氏に近づいたのも、そうした現状を改善するためだった。

光源氏の母も、美しい容姿を持ちながら、これといった後ろ盾がいなかったことで、不幸な結末を迎えた。

また、光源氏が強引に引き取った紫の上も、同じような境遇だった。

源氏物語には、そうした女性達が多く登場する。当時の現実を、反映したものだろう。

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