2012年3月18日日曜日

葵:葵の上の死

源氏物語の中でも、もっとも不幸な女性の一人として描かれているのが、光源氏の正妻である葵の上である。

葵の上は、この帖で、六条御息所の生き霊によって、わずか26才と言う若さで亡くなってしまう。

光源氏は、この葵の上の死をひどく悲しむのだが、喪が明けるとすぐに、誘拐して手に入れ、女としての英才教育を施したわずか14才の紫の上を抱いて、正妻にしてしまう。

この葵の上の存在をどのように考えるのか。この物語の読み方を左右する、大きな分岐点であるように思える。

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